LOVE BLUE
~地球の未来を~
鳥取県境港市境港
日時平成29年2月14日(火)〜 18日(土)
長年に渡り、生クロマグロとカニの水揚げ量で日本一を誇る、国内有数の水産都市、境港市。海外からの船も多く寄港する国際貿易都市でもあります。そして美保湾に面した弓ヶ浜には、「日本の渚百選」や「日本の白砂青松100線」に選ばれた美しい砂浜が広がっており、境港市はまさに風光明媚な港町です。その境港市の発展を支えてきた境港(さかいこう)で、鳥取県初となる水中クリーンアップ活動を実施いたしました。今回は、その様子をレポートいたします。
桟橋での活動に、
地元の方々からいただいた感謝と応援
 江戸時代の後半、北前船の寄港地として交易船が行き交った境港。鳥取藩の米を始め、伯州綿やたたら鉄といった特産品が積み出された、歴史ある良港です。境港には文化1(1804)年に御廻米役所、文久1(1861)年に御手船役所が設置され、交易で鳥取藩の経済を支えました。明治時代に入ってからはさらに発展し、明治4年頃には港近くに1000軒もの商店が軒を連ねたそうです。以降、現在に至るまで、境港は日本の重要な国際貿易港として位置づけられています。

 近年では、生クロマグロやカニの水揚げ量で日本一を記録するなど、境港の名前は水産都市としても広く知られています。また、境港がある境港市は「ゲゲゲの鬼太郎」の作者・水木しげるさんの出身地でもあり、妖怪のブロンズ像が並ぶ港近くの「水木しげるロード」には、国内外から観光客が訪れています。
JR境港駅近くの境港の様子。駅近くにはフェリー発着所や「水木しげるロード」などもあり、平日でも観光客でにぎわっています。
 今回、つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業のひとつ、水中クリーンアップ活動が行われたのは、境港の一画である夢みなと公園内の半円状の桟橋とマリーナの防波堤付近です。初日は雹混じりの雪が舞うなかでの活動となりましたが、レポートを行った2日目には快晴となり、地元の方々や釣り人が見守るなか、夢みなと公園内の桟橋付近の水中クリーンアップ活動を行いました。

「この桟橋は、1997年に夢みなと博覧会が行われたとき、イルカショーが行われた場所。今は釣りを楽しむ場所として、県外からも来る人が多いな。時々、ここにはイルカがやって来るんだよ。わしも、何度も見たよ」
 そう教えてくださったのは、水中クリーンアップ活動を見守っていたご年配の地元の方です。
「ここは船酔いせずに海の上で釣りができるし、桟橋の正面に伯耆富士(大山)も見える。実に気持ちがいい場所なんだよ。今の時期に釣れるのは、サゴシ(サワラの子供)。刺身でも塩焼きでもうまいな。4月になったらイカが釣れる。いまから楽しみだね。この桟橋は地元の釣り好きが集まる憩いの場。だから、皆さんみたいな人たちが海をきれいにする活動をこの桟橋で行うことは、とてもいいことだと思うよ」
夢みなと公園内にある半円状の桟橋の様子(夢みなとタワーより撮影)。「魚釣り桟橋」として親しまれ、県内外から釣り好きが集まります。
桟橋から夢みなと公園のシンボル「夢みなとタワー」を見上げた様子。桟橋では平日にもかかわらず、多くの人が釣りを楽しんでいました。
 この日、釣りをするため桟橋を訪れたという男性は、水中に潜るダイバーを見ながら話をしてくださいました。
「この桟橋には良く来るよ。休みの日には家族連れも多く、ここは地元の人が集まるんだよ。だから桟橋の下には、ゴミもあるかもしれないと思っていたんだ。こうやって海の中を清掃してくれるのは、ありがたいね」
桟橋に釣りをしに来た方々が、水中クリーンアップ活動のため、ダイバーが海の中に潜る様子を興味深く見ていました。
 今回、鳥取県で初の実施となった水中クリーンアップ活動について、境港を管理している境港管理組合 港湾管理委員会 事務局総務課造営係 係長の川本英生さんにお話をお伺いしました。
「境港は国内でも有数の水揚げ高を誇る漁港である一方、コンテナ船やクルーズ船などが行き交う日本海側の重要拠点港でもあります。毎日多くの船が入出港しますので、安全管理も大変です」

 2016年は374万7,659tもの取扱貨物量を記録した境港は、中国や韓国、ロシアへの「北東アジアゲートウェイ」の役割を果たしています。そして境港は、今後ますます発展していくそうです。
「今回、水中クリーンアップ活動が行われた外港竹内南地区は、平成9年の夢みなと博覧会後の有効活用を目的に、桟橋前を緑地化するなどの整備が行われたエリアです。特に夢みなと公園は、現在、観光名所としてはもちろん、地元の方々の憩いの場所としても活用いただいています。そして境港は、これからますます発展していきます。平成31年には、水中クリーンアップ活動をしていただいている桟橋の近くに、大型旅客船が停泊できる大型ターミナルが完成する予定なんです」
JR境港駅に隣接する「みなとさかい交流館」。可愛らしい妖怪のイラストが出迎えてくれます。境港管理組合はこの建物内にあります。
 発展し続ける境港とその周辺では、環境保護に関する意識も高く、積極的に清掃活動が行われているそうです。
「境港の西側に広がる汽水域の中海(なかうみ)は、ラムサール条約湿地に登録されたこともあり、頻繁に海岸でのゴミ拾いなどが行われています。また、漁港では漁協の方々が、海岸添いの道路では自治会の方々が、それぞれ清掃活動をなさっており、毎週末ごとに港のどこかで環境保護活動が行われていると言ってもいいほどです。また、境港清港会というものがあり、保有する清掃船が不定期で湾内の漂流物を回収しています」
桟橋周辺でも、環境保護を啓発する看板などが多くありました。境港では、地元の方々の港周辺の環境を守る意識の高さを感じられました。
 港周辺の環境保護意識がとても高い境港ですが、海の中のクリーンアップを頻繁に行うことは難しい、と川本さんはお話しくださいました。
「船が行き交う港の中は、海底が浅くならないように浚渫(しゅんせつ)※を行いますので、その際にゴミを取ることができます。しかし、今回、清掃いただいている桟橋付近は浚渫することがありませんので、きれいにしていただけるのは本当にありがたいですね。水中クリーンアップ活動がどのように行われるのか、私もとても興味があります。あの桟橋は、鳥取県のなかでも特に伯耆富士がきれいに見える場所ですから、桟橋も海のなかも、きれいであって欲しいですね」
桟橋から見える伯耆富士(大山)の様子。雄大で美しい姿です。
 夕方、水中クリーンアップ活動を行う桟橋に戻ると、この日最後の潜水を終えたダイバーが、陸上スタッフのサポートを受けて順番に陸へ上がってきたところでした。ふと目を上げると、美保湾の向こうに冠雪の伯耆富士が顔を出していました。その穏やかで美しい佇まいは、まるでダイバーと釣り人たちを優しく見守ってくれているかのようにも思えました。ちょうど散歩にやってきた地元の方や、釣り人までもが手を止めて活動の様子を見守ってくださいました。なかには、海から上がってきたダイバーに「お疲れさま」「海の中は冷たくなかったかい?」と、声をかけてくださる方もいらっしゃいました。
今回の水中クリーンアップ活動では、興味をもってくださった地元の方々が多く、たくさんの温かい声をかけてくださいました。ありがとうございました。
 今回、境港・夢みなと公園内の桟橋での水中クリーンアップ活動は、地元の多くの方に見守られながら活動を行うことができました。時折、温かい言葉をかけていただき、大きな励みになりました。水中クリーンアップ活動は、これからも地元の方々に喜んでいただけるよう、水辺の環境保全に取り組んでまいります。

次回のレポートもお楽しみに!
参考/境港管理組合ホームページ http://sakai-port.com
※浚渫(しゅんせつ): 港湾・河川・運河などの底面を浚(さら)って土砂などを取り去る土木工事のこと。
次回をお楽しみに
2017.3.14
大分県別府市別府港
LOVE BLUE
~地球の未来を~
大分県別府市別府港
日時平成29年2月7日(火)〜 11日(土)
豊富な湧出量と良質な泉質として知られる別府温泉。国内はもちろん、外国の観光客にも人気です。その別府温泉の海の玄関口といえる別府港で、2月7日から11日までの5日間、つり環境ビジョンコンセプトに基づくLOVE BLUE事業のひとつ、水中クリーンアップ活動を実施しました。そこで今回は、大分県では初めての実施となる水中クリーンアップ活動の様子をレポートいたします。
「寒いなか、ありがとう」
地元の方の感謝の言葉を励みに
 三方をぐるりと山で囲まれた扇状地の別府市。山を背に市街地を見下ろすと、町のあちこちからもうもうと立ち上る湯けむりの向こうに、青く穏やかな海が広がっています。この美しい温泉地・別府の名は、江戸時代にはすでに国内で広く知られていたそうで、春になると多くの湯治客が湯治船で別府を訪れていたと言われています。その情景から、「湯治船」は春の季語にもなっています。

 そんな別府の海がさらに大きく発展したのは、明治初頭のこと。当時知事であった松方正義が、国内有数の温泉地である別府に本格的な港を作ることを考案。明治4年に楠港が竣工すると、明治6年に大阪と別府を結ぶ船が就航。以後、四国、関西への航路が次々と開かれ、それまで以上の観光客が訪れるようになり、別府は観光地として大きく発展していきました。
 第二次世界大戦の戦禍を免れた別府市は、昭和26年、国際観光都市を目指して大型フェリーが停泊できる港を起工。重要港湾の指定を受けた別府港は、現在では別府市の海岸線のほとんどを占める、日本を代表的する国際観光港となっています。
湧出量日本一※と言われる別府。街のあちこちから湯けむりが立ち上っています。別府温泉では、温泉の地熱を利用した砂湯も楽しめます。
別府港のなかでも最初に作られた楠港の跡地には、記念碑とともにかつての石垣が残っていました。
 今回、水中クリーンアップ活動が行われたのは、別府港内の4カ所です。レポートを行った2月8日は、別府交通センター前での水中クリーンアップ活動でしたが、とても寒く、背後にそびえる鶴見岳もうっすらと雪化粧をしていたほどです。それでもプロダイバーの皆さんは「ドライスーツを着ていますので、寒くありません。大丈夫ですよ」と笑顔で答えてくれました。そして、陸上スタッフのサポートのもと、いつも通り安全第一に、岸壁から海へ入っていきました。
気温も低く冷たい北風が吹くなかでしたが、ダイバーたちはいつもと変わりなく、水中でのクリーンアップ活動に取りかかりました。
 初日に水中クリーンアップ活動を行った別府観光港は、大型フェリーが発着する港湾施設です。水中クリーンアップ活動は、事前の作業計画を万全に、何よりも安全を第一に、作業を行っています。

 別府港の管理を担当する大分県別府土木事務所管理課副主幹の佐藤元一さんは、水中クリーンアップについてこう話してくださいました。
「実は、私が釣り好きということもあって、LOVE BLUEの水中クリーンアップ活動のことは知っていました。また、私自身、海を守るために清掃活動をすることにはとても関心がありましたので、今回のお話をお受けさせていただくことにしました。別府の海は、この時期が一番澄んで美しいのですが、玄界灘からの北風が山を超えて吹いてくるため気温が下がり寒いのです。夜は鶴見岳からの吹き返しの風も強いですしね。だから今回、水中クリーンアップ活動を行う皆さんの様子を拝見し、『寒いなか、申し訳ないなあ。でも、ありがたいなあ』と強く思いました」
今回、別府港に関するお話を聞かせてくださった、大分県別府土木事務所管理課副主幹の佐藤元一さん。
 国際観光港である別府港は、規模が大きく、観光やビジネスの重要な港。しかし同時に、地元の方々にとっては愛着のある、とても大切な場所なのだと、佐藤さんが教えてくれました。
「今回クリーンアップしていただいている別府交通センター前は、地元の方の散歩コースです。海を眺めながらのんびりと歩く地元の方々を良く見かけますね。関西や四国へ行くときは、この港からフェリーを利用する方も多いですよ。地元の高校が甲子園に出場する際は、応援団がフェリーで関西に向かうんです。このときは盛り上がりますね。また逆に、関西、四国、九州各地や名古屋をつなぐフェリーで、観光客の方が別府にたくさん来てくれます。別府港は、まさに『別府の海の顔』。地元の方々も大切な港を守ろうという意識が強く、港の草刈りやゴミ拾いをしたり、港町ならではの環境教育として海岸清掃を行う中学校もあります。みんなこの港を大切に思っているのです」
広大な別府港の中で、今回は別府交通センター前と別府観光港などで水中クリーンアップ活動を実施しました。
 地元の方々に愛されている別府港ですが、2016年4月に発生した熊本・大分地震の際には、大きな影響を受けました。
「震度6弱の地震により、岸壁など港湾施設にも亀裂が入りました。しかしありがたいことに、船の発着には問題なかったため、隣の大分港が支援物資等の輸送拠点となり、別府港は補給船の待機や、国土交通省の船舶や資材を積んだ船の荷揚げ等に使用されました。このときは、港の存在が誇りでしたね。なお、地震でできた亀裂等は、すでに修復が終わっています」

 開港以来、時代ごとにさまざまな役割を果たしてきた別府港は、今後さらに大きく変化していく予定だそうです。
「2016年4月に北九州市と宮崎市を結ぶ東九州自動車道が全面開通し、九州の主要都市間の移動時間が大幅に短縮されました。さらにこの陸路と海路を結ぶことで、九州内の循環型ネットワークが形成されます。それに伴い、大分県知事は、関西や四国と結ばれている県内の港を『九州の東の玄関口』と位置づけ、ここ別府港の石垣地区を再編成する動きが始まっています。別府観光港の付近は、今後さらにフェリー客と別府市民の双方が集まる場所となっていくはずです。今回、その別府観光港の水中クリーンアップを行っていただいたことで、港を利用する多くの方々に対して「別府港の環境保護」に関する啓蒙活動につながればと思っています」
温泉地として人気を誇る別府の街。駅前では「別府観光の父」と慕われる油屋熊八氏の銅像が観光客を迎えてくれます。
 長い歴史を誇り、温泉観光地・別府の"海の顔"である別府港。今回は、地元の方々に愛されている別府港をきれいにするお手伝いをさせていただきました。水中クリーンアップ活動は、これからも水辺の環境保全に取り組んでいきます。

次回のレポートもお楽しみに!
参考文献/
「目で見る別府百年」堀藤吉郎・志多摩一夫編著(別府市郷土文化研究会)
「別府国際観光港修築計画概要」(大分県別府市/編)
「別府国際観光港の修築に就いて」(大分県別府市/編)
※: 湧出量とは、1分間に源泉から採取できる湯量のこと。自然に湧き出る量、掘削した量、ポンプなどで汲み上げている量の全てを合計すると、湧出量は、大分県の別府温泉が日本一となります。
次回をお楽しみに
2016.10.26
徳島県海部郡美波町由岐(ゆき)漁港
LOVE BLUE
~地球の未来を~
徳島県海部郡美波町由岐
(ゆき)漁港
日時平成28年9月6日(火)〜 8日(木)
9月6日(火)から8日(木)の3日間、昨年に続き由岐漁港での水中クリーンアップ活動を実施いたしました。初日には昨年同様、由岐小学校にて一般社団法人日本釣用品工業会 小島忠雄顧問による環境教育授業が行われ、多くの地元の方々にご協力をいただきました。今回は、由岐漁港の水中クリーンアップ活動の様子を由岐の海を心から愛し、水中クリーンアップ活動を応援してくださった地元の方々の声を織り交ぜながらレポートします。
水中クリーンアップ活動が
地域にもたらすさまざまな意義
 東由岐漁業協同組合と西由岐漁業協同組合がある由岐漁港は、水産資源が豊富な美しい漁港です。つり環境ビジョンコンセプトをもとに進めるLOVE BLUE事業のひとつである今回の水中クリーンアップ活動は、由岐漁港で計3日間行われました。多くの方々にご協力をいただき、初日の環境教育授業は無事終了。LOVE BLUE取材班は、由岐の海を愛する地元の方々にお話を伺うことにしました。

 まずは昨年からこの活動を見守ってくださっている、東由岐漁業協同組合代表理事組合長・宮本勝さんです。
「地元の人は、水中クリーンアップ活動のことを『こんだけの機材を使ってしてくれるなんて、ごっつええなあ』言うてましたね。由岐での漁は、6月1日から9月中旬まで、アワビやトコブシ、サザエのかつぎをする(素潜り漁)のが中心。だから例年、5月31日にみんなで漁場に潜って、有害生物の除去をするんです。また、台風が来ると南風に乗って枝やらゴミが流れてきて、港の中に溜まるから、それをほうきで集めたりしています。いろいろやってはいるけど、海の中は自分らで掃除したくてもなかなかキレイにできないから、水中クリーンアップ活動は、ありがたいですよ」
陸上作業員とプロダイバーがしっかりと連携し、水中クリーンアップ活動は安全第一に行われます。
地元の漁師さんたちのまとめ役でもある東由岐漁業協同組合長の宮本勝さん。由岐の海を愛するおひとりです。
 由岐漁港で水中クリーンアップ活動が行われることには、さまざまな意義があると宮本さんはおっしゃいます。
「活動を見学した子供には環境に対するいい教育になるし、大人たちにとっても『ゴミを捨ててはいけない』と改めて考えてもらう機会になるはず。また、漁港に見学に来たことで、子供たちが漁業に関心をもったり、漁師になるきっかけになったりすれば、とてもうれしいですね。漁師の高齢化が進み、魚も昔ほど獲れなくなっているけれど、やり方次第では、漁業はまだまだ可能性がある。若い子らがちょっとでも漁業をやってくれて、活気あふれる港に戻って欲しいですね」
 次にお話を伺ったのは、大学時代に訪れた由岐の海に惚れ込み、美波町役場産業振興課の職員になられた東京出身の小林大起さんです。今回の環境教育授業に由岐支所職員として関わってくれた小林さんは、由岐の魅力についてこう話します。
「由岐の魅力は、昔ながらの漁師町の雰囲気がそのまま残っているところです。日々の暮らしと海との関わりがとても親密で、地元の人たちが積極的に海に関わってきた町なのだろうと感じています。海との関わりが深い町だからこそ、海と向き合う姿勢を考えることは大事。水中クリーンアップ活動や環境教育授業が行われたことで、子供も大人も『ゴミを捨てないようにしよう』という気持ちを再認識したはずです。これを機に、漁業の町・由岐がさらに活気づいたらいいなと思っています」
大学時代に由岐の海と出会い、美波町の役場職員となった小林大起さん。
由岐の海をもっときれいにしたい。
そして次の世代に託したい
 
 今回の水中クリーンアップ活動では、由岐で生まれ育ったプロダイバーがスタッフとして参加しました。筋野栄作さんです。
「子供の頃から遊び場は海でした。田井ノ浜で泳いだり、シュノーケリングをしたりしていましたね。僕は以前、県外のホテルで働いていたのですが、やっぱり地元の海で仕事がしたくて戻ってきました。ここは何もないけど、それがいいんです。地元の人はみんな顔見知りだし、年上の人とも小さい子供たちとも、お祭りを通してつながりが強いんですよ」
プロダイバーとして今回の水中クリーンアップ活動に参加した地元在住の筋野栄作さん。
 今回、大好きな地元での水中クリーンアップ活動のスタッフとして潜ることができてとてもうれしかった、と笑顔で語る筋野さん。
「見学に来た児童の皆さんがスタッフとして参加している僕を見つけて『あ、兄ちゃんや!』と喜んでくれたのはうれしかったです。うちの親も僕の同級生も漁師なのですが、今回の水中クリーンアップ活動をきっかけに『海を大事にしていこう』という気持ちが高まっているんですよ。これからも、みんなで由岐の海を守っていけたらと思っています」

 最後にご紹介するのは、美波町役場由岐支所職員の浜大吾郎さんです。由岐で生まれ育った浜さん。長男・蒼一郎くんも、由岐小学校の二年生です。
「うちの息子は、前日から『明日は環境教育授業があるんだ。漁港に行くんだ』と楽しみにしていました。この町の子供にとって、海は切っても切れない存在であり、文化です。だからこそ、海の怖さも恩恵も海との付き合い方も学ばせたいと思っています。水中クリーンアップ活動も、その1つですね。息子も今回の環境教育授業を通して、『海が汚れているのはいけないこと』と理解できたようです。港での見学では、さまざまなゴミが海から上がってきて驚いていました」
美波町役場由岐支所職員の浜大吾郎さん。二児の父でいらっしゃいます。
 今回、保護者として環境教育授業にご参加された浜さんは、水辺の環境保全を志向するLOVE BLUE事業の理念に深く共感したと言います。
「水辺をきれいにすることで、美しい自然環境を次世代につなげる。そのLOVE BLUE事業の理念は、"この地域を今よりもっとよくして次の世代に託したい"という私たちの思いと同じだと感じました。由岐では今も、子供は地域で育てるもの、という考えが残っています。その良さを私たちが実行して、次の世代につなげなければと思っていますが、故郷を守るためには今回のように外部の力をお借りすることも必要です。小島顧問のお話を聞いたり、プロのダイバーの仕事に触れたりすることが、子供たちにとって、とてもいい刺激になったと思いますね」
3日間に渡り、由岐の海を清掃した水中クリーンアップ活動。より良い自然環境を次世代に残すための活動として、由岐の皆さんにお役立ていただきました。
 海と暮らす由岐の町。地域全体で子供たちの成長を見守る心温かい町でもあります。地元の皆さんが愛するこの海をきれいにするお手伝いをさせていただくことが出来ました。そしてこのLOVE BLUE事業に対して、たくさんの感謝の言葉をいただきました。

次回のレポートもお楽しみに!
次回をお楽しみに
2016.10.19
徳島県海部郡美波町立由岐小学校 環境教育授業
LOVE BLUE
~地球の未来を~
徳島県海部郡美波町立由岐小学校
環境教育授業
開催日平成28年9月6日(火)
昨年に引き続き徳島県、美波町、東由岐及び西由岐漁業協同組合よりご要望をいただき、9月6日から8日の3日間、由岐漁港の水中クリーンアップ活動が行われました。そして今年もまた、地元の由岐小学校の教育プログラムと連携する形で、つり環境ビジョンコンセプトをもとに進めるLOVE BLUE事業の一環として、環境教育授業を実施。昨年以上に充実した内容となりました。
環境教育授業を通して、
海を大切にする気持ちを育てたい
 縄文時代の遺跡「田井遺跡」が残る、徳島県海部郡美波町の由岐地区。古くから良港として知られる、風情ある漁師町です。昨年に引き続き、今年もこの由岐漁港で9月6日から8日の3日間、水中クリーンアップ活動が行われました。
 活動初日の6日には、昨年と同様に、一般社団法人 日本釣用品工業会の小島忠雄顧問による環境教育授業が地元の由岐小学校で実施されました。
水中クリーンアップ活動が行われた由岐漁港。海は町の中心的存在です。
由岐小学校、校長の池本一彦先生。由岐の海を守ることの大切さを、優しい笑顔でお話ししてくださいました。
 昨年の環境教育授業は4年生、5年生と6年生でしたが、今年は1年生から6年生までの全校生徒が対象です。さらに、保護者の方にも参加を呼びかけて下さいました。
「本校の児童の半分は、親や祖父母が何らかの形で漁業に関わりがあると思います。地元の方にとって、海は理屈なしに愛着があるのです」
 そうおっしゃるのは、出迎えてくださった美波町立由岐小学校 池本一彦校長です。地域と海の強い関わりを教えてくださいました。
 この町の暮らしと切っても切れない海をもっと児童に知ってもらおうと、由岐小学校では6年前から「水に賢い子を育てるプログラム」、通称「水プロ」を授業に取り入れています。地元の箆野(ぬの)島でカヌーをしたり、田井ノ浜で生き物を観察したりするほか、海の災害への対策についても学びます。
「ここ由岐地区は、南海地震など、大きな地震で津波の被害を受けてきました。2年前には本校の裏の避難路が整備されたのですが、『安全に避難できるように』と、6年生が自主的に毎朝10分ほど掃除しているんですよ」
 由岐小学校での環境教育授業のねらいについて、池本校長は、こうおっしゃいます。
「自然を愛する心は郷土を愛する心につながり、社会や周囲の人々を愛する心につながるはず。そうした意味でも、環境教育授業は非常に意義があります」

 給食後の5時間目。体育館に全校児童55名が揃い、環境教育授業が始まりました。
 小島顧問が「この中で、釣りをやったことある人」と尋ねると、ほとんどの児童の手が上がりました。
「海が汚れれば魚がいなくなり、山の木がなくなれば酸素がなくなって、人間は生きていけなくなってしまう。次の世代が安心して暮らせるよう、海や川を掃除して、きれいな自然を残してあげなければいけないのです」
 低学年の皆さんにも伝わるよう、わかりやすい言葉とイラストを使いながら、小島顧問は優しく語りかけていきます。
由岐小学校体育館での環境教育授業の様子。小島顧問は、低学年の児童の皆さんにも伝わるよう、イラストや動画をふんだんに盛り込んで説明していきます。
 これまで日本各地で行ってきた水中クリーンアップ活動の様子も、小島顧問によって説明されました。清掃前の水中の様子を写した動画が流れると、児童たちは「ビールの空き缶や!」「ビンもある!」と驚いた顔。水の中にあったゴミの量や種類の多さにびっくりしたようです。
「海は、魚のおうち。みんなも自分のおうちの、ご飯を食べているところにゴミがあったらいやだよね?」と呼びかけると、児童の皆さんも納得した様子。
「海は世界中の海とつながっていますから、海をきれいにすることは世界をきれいにすることにつながります。どこにいる時でも、自分のおうちだと思って過ごすことが大切です。自分のおうちだと思ったら、ポイ捨てしませんからね」
 最後に小島顧問が「みんなで地球を守っていきましょう」と児童の皆さんに呼びかけ、体育館での授業が終わりました。
小島顧問による環境教育授業は5時間目、約40分間行われましたが、1年生から6年生まで、皆さん最後まで真剣に耳を傾けてくれました。
水中クリーンアップ活動を見学し、
海を大切にする気持ちを再確認する子供たち
 ――――――――――――――――――
 体育館での授業が終わると全員で由岐漁港へ移動し、水中クリーンアップ活動の見学に行きました。あいにくの雨でしたが、安全対策を万全に整えたプロダイバーが岸壁から海へエントリーする様子を見守ります。
由岐小学校の児童の皆さんは、4名のプロダイバーが陸上スタッフのサポートを受けながら、次々と海へエントリーする様子を見学しました。
 児童の皆さんを代表して6年生の彌野みなみさんと川西紗瑛さんが、海中のダイバーに無線で質問をします。
彌野さん「海の中は冷たいですか?」
ダイバー「27℃でちょうどいいです」
川西さん「どのくらい見えていますか? またどんなゴミがありますか?」
ダイバー「約2m先までは見えています。空き缶などがありますね」
 二人とダイバーのやり取りに、他の児童の皆さんも海をじっと見つめます。
海の中の様子をダイバーに尋ねる彌野みなみさん。
川西紗瑛さんは、水の透明度やゴミの種類を質問しました。
 いよいよ、大型ゴミの引き上げです。最初にクレーンでタイヤが引き上げられると、「タイヤだ!」「刑事ドラマのシーンみたい!」とみんな大興奮。ゴミが上がるたびに「オーブントースター!」「自転車や!」「空き缶だ!」と歓声が上がります。先ほどダイバーと無線で話した川西さんは、熱心にメモを取りつつ「去年と比べると大きなゴミは少ないと思います」と感想を話してくれました。
大型ゴミの引き上げには、児童の皆さんは大興奮。引き上げられたゴミを、身を乗り出して見つめます。
 最後に、6年生の川尻千尋さんが「今日は僕たちに水中クリーンアップや海のことを教えてくださって、ありがとうございました。学んだことを地域の人にも伝えて、これからも海をきれいにしていきたいです」と児童の皆さんを代表してお礼の挨拶をしてくださいました。
「海をきれいにしていきたい」と話してくれた、児童代表の川尻千尋さん。とても充実した環境教育授業となりました。
「水プロ」担当の張間尚久先生も由岐の町で生まれ育ちました。
 今回の環境教育授業について、水プロをご担当されている張間尚久先生は、こう語ります。
「昨年もこの授業を受けた5、6年生は、由岐の海を大切にすることを再確認できたでしょうし、今年初めて授業を受けた低学年の児童は、いつも見慣れているきれいな海にあんな大きなゴミが落ちていることに驚き、環境問題への気づきに繋がったと思います。今後は学校でも各学年のレベルに応じて、『なぜゴミがあるのか』『海や町をきれいにするために何ができるか』と児童が自分で考えられる学習につなげていきたいと考えています。4、5年生は特に、通常授業でも環境学習やゴミに関する学習を行う予定ですので、今回の環境教育授業の内容とうまくつなげていきたいですね」
 小島顧問の話に真剣な顔で耳を傾け、海から引き上げられたゴミの一つひとつに目を丸くした由岐小学校の児童の皆さん。今回の環境教育授業が子供たちの環境への意識を高め、由岐の海を守る一助となれたとしたら、大変うれしいことです。由岐小学校で行った授業経験を活かし、未来を担う子供たちと、そのまた次の世代に美しい自然環境を引き継ぐことにお役に立てていただけるような環境教育授業を行っていきたいと考えています。

次回は、由岐漁港での水中クリーンアップ活動の様子と地域の皆さんの由岐の海への想いをレポートします。お楽しみに!
次回をお楽しみに
2016.8.31
三重県熊野市二木島町二木島(にぎしま)港
三重県熊野市二木島町二木島(にぎしま)港
日時平成28年5月10日(火)〜14日(土)
サンマ漁発祥の地とも言われる三重県熊野市。その熊野市二木島(にぎしま)港で5月初旬、つり環境ビジョンコンセプトをもとに進めるLOVE BLUE事業、社会貢献事業としての水中クリーンアップ活動が初めて行われました。二木島港は豊富な漁場に恵まれ、サンマ漁はもちろん、さまざまな漁が盛んに行われている美しい海でした。
地元メディアも注目。
水中クリーンアップ活動で世界をおもてなし
 5月初旬、LOVE BLUE取材班は三重県熊野市を訪れました。眩しいほどの新緑の山道を越えると、紺碧の海が現れました。二木島湾の一番奥に位置する二木島(にぎしま)港です。港に到着すると、船で海から戻って来た熊野漁業協同組合 理事の山下眞次さんが私たち取材班を出迎えてくださいました。
「二木島と隣の遊木(ゆき)は昔からサンマ漁が盛んでね。夜中に船の上で明かりをつけると、サンマの群れがわーっと寄ってきて、棒受け網にサンマがボンボン入ってくる。いろんな漁をやったけど、やっぱりサンマ漁が一番面白いね。今も、お正月には必ずサンマ寿司を食べるよ。サンマの姿寿司なんやけど、その家ごとに作り方があるから、僕の嫁も母に教えてもらったりしとったね」
熊野漁業協同組合 理事の山下眞次さん。終始笑顔で、取材に応じてくださいました。
 今回の水中清掃は三重県、三重県漁業協同組合連合会及び熊野漁業協同組合の皆様からのご要望を受け、ここ二木島港では初めての実施となりました。5月26日、27日に開催された伊勢志摩サミット前の実施であったことから、三重県全体で伊勢志摩サミットを応援する伊勢志摩サミット三重県民会議「おもてなし大作戦」の協賛をいただき、伊勢志摩サミット30日前イベント「G7伊勢志摩サミットLOVE BLUE ~地球の未来を~ 水中清掃活動 in 三重(熊野市)」として実施することとなりました。水中クリーンアップ活動当日は地元メディアの方々も取材に来てくださり、私たちの活動を広く伝えてくださいました。

 二木島港で水中クリーンアップ活動に携わったダイバーや陸上作業員は、二木島港の印象をこう語ります。
「二木島港は水の透明度が高く、本当に美しい港です。地元の方々も温かく『水の中の掃除、ご苦労さま』と声をかけてくださいました。子供たちも『海に潜ってゴミ拾いするなんて、すごいね』と興味深く水中クリーンアップ活動を見学していました」
二木島港は自然豊かな美しい場所です。近くに港に流れ込む川があり、川底が見える澄んだ水が流れていました。
 さて、二木島湾の奥に位置し穏やかで水もきれいな二木島港では、昔から養殖が行われています。山下さんが漁師となった40年前は、ハマチの養殖が行われていたそうですが、今はマダイやマグロの養殖が二木島湾で行われています。
 こうした養殖事業にも関わっている山下さんは、水中クリーンアップ活動の話を聞いた時、「海に潜る人は大変。疲れそうやな」と思ったそうです。
「いや、自分も潜っとったもんでね。漁に出て船のプロペラにロープが絡まった時は海に潜って切ったりするの。だからね、潜って作業するのがえらい(疲れる)、大変なことだってわかるんですよ。おまけに、ただ潜るだけじゃなくて、海の中の荷物を引き上げるから、それも大変やしね」
二木島港内にあるマダイの養殖場の様子。生簀(いけす)内ではマダイが元気に泳いでいました。
海の中の清掃は本当にありがたい。
地元の人々からいただく感謝の言葉
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 ご自身の体験から「大変そうだな」と思ったと同時に、「海をきれいにしてもらって、ありがたいよ」と山下さん。
「二木島港は湾の奥やから、流されてきたゴミが溜まりやすいんでね。僕らも岸壁の上は掃除するけど、海の中は専門の技術や装備がいるし、お金もかかるし、自分らではできないでしょう。だから、みんな『ありがたい』と言っているよ。水中クリーンアップ活動が始まって一番びっくりしたのは、作業員さんたちがみんな礼儀正しいこと。誰かが通るたびに丁寧に挨拶してくれるから、ここの若い子らもみんな関心しとったよ。水中クリーンアップの時はちょうど、潮が巻いて海の底が濁っていたから、作業も大変だったと思うよ。ここは黒潮だけじゃなくて、底から入り込んでくる潮もあるからね。」
水中クリーンアップ活動は清掃期間中毎日、午前8時00分からスタート。夕方まで計4本、安全管理を徹底し、プロダイバーは水中に潜ります。活動を行った5日間すべて天気に恵まれ、気持ちいい初夏の日差しのなかでの実施でした。
サンゴが育つ二木島港、
この美しい海を後世に伝えたい
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 近年はサンマの漁獲量も漁師さんの数も減ったことから、二木島港では現在、人手が必要なサンマ漁をやる人が徐々に減っていると、山下さんはおっしゃいます。山下さんは遊漁船も経営していますが、遊漁船「しんちゃん丸」の船長として、釣り人をカセ釣り(小船での釣り)に案内されています。
「タイやカワハギも釣れるけど、お客さんが一番狙うのはヘダイやね。あとは、ブリ。お客さんは細い竿と糸で釣っとるけど、僕はテグスを手に巻いて釣るの。そうすると、『船長、漁師みたいだね』ってお客さんに笑われるんやけどね」
日焼けした笑顔で、山下さんは語ります。

 カセ釣りのお客さんの様子を見に海に出るという山下さんの船に、私たち取材班も乗せて頂けることになりました。ライフジャケットを着て船に乗ると、いよいよ出航です。港を出て間もなく、マダイの養殖をしている生簀(いけす)が見えてきました。船の上からでも、生簀を泳ぐ赤い魚影がはっきりわかるほどの透明度です。
「今日はこれでも濁っている方やね。いつもは15mくらい下まで見えるからね」
そう教えてくださった山下さんは、とても誇らしそうです。

 船が外海に近づくにつれて、うねりが強くなってきました。岬の先端には、室古(むろこ)神社の石の鳥居が外海に出る漁師さんを見守るように佇んでいます。
 マダイの他にもクロマグロの生簀があったり、緑色に澄んだ浅瀬があったりと、二木島湾はさまざまな表情を見せてくれます。
熊野漁業協同組合 理事の山下眞次さんは、取材班を船に乗せてくださり、二木島港を案内してくださいました。
船上から、古事記や日本書紀にて初代天皇とされる神武天皇の兄、稲氷(いなひ)命を祀った室古神社の鳥居が見えました。
 港に戻ると、山下さんが岸壁から海の中を指さして言いました。
「あの黒く見えるのは、小さい枝のサンゴ。港内でサンゴが育つのは珍しいんだよ。僕が高校を出たばっかりの頃、海に潜った頃は、こんなんやった(20cmくらい)やったけど、40年以上経って、いまはこんなに(1mくらい)大きく育った。世界最北のサンゴ群生地と言われる(和歌山県)串本の人がここに来た時、サンゴを見て、『これは美しい。大事にしてくださいね』と言っとったね。サンゴも育つ二木島の美しい海は、これからもずっと守っていかなきゃいけない。今回、二木島はLOVE BLUEの水中クリーンアップ活動できれいにしてもらったから、他のところもやってもうたら、みんな喜ぶと思うよ」

 地元の人々が大切に守ってきた美しい海。二木島港の海は本当に美しく、この美しさを後世に伝えていくことが大切です。つり環境ビジョンコンセプトをもとに進めるLOVE BLUE事業の水中クリーンアップ活動は、これからも水辺の環境保全に取り組んでいきます。

次回のレポートもお楽しみに。
参考文献/熊野市史上巻(熊野市史編纂員会)、熊野市史年表(熊野市史年表編集委員会)
次回をお楽しみに